auの新製品発表会の目玉の一つ、キャリアアグリケーションについて田中社長が記者向けの囲み取材に応えています。下の動画の5分20秒あたりからの発言になります。
去年までの(韓国で発売されていた)モデルでは実際にバッテリー消費が激しかったようですが、その問題が新しいチップの搭載で解消され、殆ど変わらない水準になっているようです。またWiMAX2+もコアが一緒で、もうどこに繋がっているか利用者が意識する必要がない状況になっているようです。
バッテリー問題が技術的に解決されているなら次期iPhoneへのキャリアアグリケーション機能の搭載も見えてきそうです。楽しみになってきました。利用者側としてのメリットとしては高速通信というよりも通信の安定性の向上が期待できる機能です。2.1GHz帯が混雑していて800MHz帯がガラガラ(またはその逆)、なんて解きに平均して双方の電波を使って安定通信が可能になります。ストリーミング再生やクラウドサービスの利用なんかで効果が高そうな技術です。
あと気になるのがVoLTEがどうなるかでしょうか。iOS8がVoLTEに対応しているとの噂もあります。そのあたりは6月のWWDCで発表されるかもしれません。こちらも楽しみになってきました。