日経テクノロジーはiPhone Xの発売日までに1500万台が生産されるとする記事を掲載しています。情報源への言及はありませんが、もしこれが本当なら発売日にかなり多くのiPhone Xが供給されることになります。(セルラー版登場のApple Watch、iPhone X供給不足は回避へ)
1500万台はかなり多い
iPhoneの販売台数は発売直後の10月から12月の3ヶ月が1年で最も多く、この3ヶ月間に昨年は7800万台が販売されています。発売直後の需要や年末商戦の需要などがあり、売れ行きにはムラがありますが単純に平均すると1週間に650万台が販売されている計算です。このことを考えると発売日までに1500万台が供給されるとすれば、iPhone Xの在庫はかなり安定的なものになるでしょう。
しかしこの情報を掲載している記事には「1500万台」と予想した根拠や情報源の記載がありません。非常に危うい情報な気がします。大方の予想では極端な品薄でiPhone Xの入手は2017年中は困難というものです。最近になってようやくiPhone Xの生産台数が週間10万台から40万台になったという情報もありますが、iPhoneは前述のように週に650万台も売れるので、全く足りません。
予約は27日午後4時01分から
日経テクノロジーの記事通りなら、それほど激しい争奪戦にはならないでしょう。ただ記事の情報が本当かはまだわかりません。予約開始直後に予約を入れなければ、年内に購入するのは不可能と考えておいたほうがいいでしょう。どこで予約するかについては「予約開始日の戦略をたてるべき時期」で書きました。AppleやキャリアのOnline Storeの回線混雑に巻き込まれない方法として時間があるなら一番いい方法だと思います。
また早期入手を第一と考えるなら、不人気モデルを狙う必要もあります。iPhone XはiPhoneファン、Appleファンが予約開始直後に殺到すると予想されています。ファンは大容量モデルを好む傾向があり、64GBモデルが狙い目になるでしょう。また色もこれまで明るい色が人気になる傾向があるため、ブラックは比較的予約の入りが遅い可能性があります。
ってことで僕はiPhone X ブラック 64GBを狙っていきます。