昨日、Apple Storeや各キャリアのショップで一斉にiPhone Xが発売されました。Apple Storeで販売されるiPhone XはもともとSIMフリー端末となっていますが、キャリアショップで販売される端末はSIMロックがかけられています。ただし、このSIMロックは一定の条件のもとで解除できます。
基本は購入から101日目から解除可能
現在、auのSIMロックがかかっている端末は購入から101日目（購入日が1日目）からロックの解除が可能です。そのため現時点で発売日に購入したiPhone XのIMEIなどをauの確認サイトで入力してもSIMロックは解除できない案内されるだけです。ちなみに11月3日から101日目となるのは2018年2月11日（建国記念の日）です。
しかし12月からSIMロック解除制度が一部変更になります。一括で購入した端末に限り、12月以降は一括購入が確認でき次第即日SIMロックの解除が可能になります。そのため発売日にauから一括払いでiPhone Xを購入した場合、12月1日からSIMロックの解除が可能となります。一方で分割で購入している場合はこれまでと同様に101日目（2月11日）からのSIMロック解除となります。
購入者以外は解除不可
ただ12月1日からの変更で注意しなくてはいけないのが、端末を購入した契約者のみが解除手続きを行えるという点です。キャリアには当該端末を購入した契約者の情報が残っており、他の契約者名義でのSIMロック解除手続が不可能になります。結果として12月1日以降は中古販売店で購入したau端末をSIMロック解除することができなくなります。
iPhone XのSIMロック解除とは直接関係のない変更ですが、もしauのスマートフォンを中古ショップなどに売却するなら、事前に契約者自身がSIMロック解除しておくべきなのでしょう。将来的にiPhone Xを売る前にも忘れずに解除しておいたほうがよさそうです。