iPhone Xの発売日、転売目的の人が大挙してApple Storeに押し掛けたのですが、日本国内の転売市場ではiPhone Xの価格は落ち着いた感じです。現時点ですぐに購入できる状態ではありませんが、今後供給が安定しそうという思惑もあるのでしょう。
フリマでは高額出品も落札少
iPhone Xが欲しくても予約に出遅れてしまった人が、まずチェックするのがオークション、フリマサイトでしょう。ヤフオクやメルカリには大量のiPhone Xが出品されています。256GBモデルでは16〜17万円、64GBモデルで13〜14万円近辺の価格で出品されている商品が多くなっています。しかし多少強気に価格設定をしているものについてはあまり入札や売却実績がないのが実情です。
ヤフオクでは主に64GBモデルだと12万円台後半、256GBだと15万円台前半までで入札がある状態です。SIMフリーかキャリア版かで多少の価格変動はありますこの程度が直近の落札実績だと思われます。iPhone Xにはほとんどプレミアムの上乗せがない状態で、転売による利益はあまり見込めなくなっているのではないでしょうか。
またiPhoneの買取を行なっている中古店などではすでに定価以下での買取が主流です。
転売が儲からないと供給は安定
Apple Storeで組織だった行列で転売商品を確保する行為は、本当に欲しい人が入手する妨げになると多くの非難を集めています。また品薄が続けばApple Storeの当日分も転売目当てで予約する人が多く、すぐに品切れになってしまいます。しかし転売が儲からなくなれば、こうした行為は一気に姿を消します。
おそらくですがiPhone Xの転売市場が落ち着きを見せはじめているので、よほどのことがない限り転売を目当てに買う人はいなくなるでしょう。Apple Storeの当日受け取り分もそう遠くない将来、予約が入れやすくなると予想します。