今日、11月8日にAmazonはスマートスピーカー「Echo」の国内販売を発表しました。これでLINE、Google、Amazon、ソニーのスマートスピーカーが国内で販売されることになりました。しかしAppleのHomePodは未だ国内販売は未定で、Appleファンはどうすべきか悩ましい状況になってしまいました。
HomeKit、Apple Musicを考えると
日本でもスマートスピーカーが一斉に販売され、僕も早く試してみたいのですが、AppleファンとしてはHomePodの国内販売を待ちたいという気持ちが強くあります。Apple Musicを普段から使っていて、家にはHomeKitに対応する照明やセンサーがあって、これからも対応製品を増やしていきたい僕としてはApple以外のスマートスピーカーを買うわけにはいきません。
GoogleのスマートスピーカーならAndroidアプリや検索、Amazonなら通販と相性が良さそうで、それぞれ面白そうなのですが、やっぱりHomePodの国内販売を待ちたいところです。しかしいつ発売になるのか、全くわかりません。そもそもHomePodはアメリカでの正確な発売日や価格も発表されておらず、国内販売の見通しはさらに不透明といっても過言ではないでしょう。
Siriの進化、ユーザーの進化
ただHomePodの国内販売を待てば、Appleユーザーもスマートスピーカーを便利に使えるというわけではありません。まずHomePodのコントロールの要となるSiriがもっと賢くなってくれなければ始まりません。またSiriに対応するアプリもどんどん増えてもらわないと、HomePodの使い勝手はいつまでたっても向上しません。
さらに言えば、ユーザー側も変わる必要があります。僕は積極的にSiriでHomeKit対応の家電を操作していこうという意気込みはあるのですが、家族全体がそういう心構えかと言えば「否」です。例えばHomeKit対応の照明の電源をOFFにする際、通常の住宅用の電源スイッチでOFFにしてしまうと、SiriもHomeアプリも何もできなくなってしまいます。便利に、スマートにHomeKit対応製品を使っていくには家族全員が操作に慣れる必要があります。これも一つのハードルになりそうです。
HomePodも国内で発売されれば、すぐにでも買いたいのですが、やはり最初はApple Music中心の使い方になると考えています。