多数のiOSアプリを公開しているGoogleは順次自社アプリをiPhone Xの画面サイズに対応させています。そして今朝、Google マップがiPhone Xの画面サイズに対応しました。iPhone Xの画面いっぱいに地図が表示されるようになっており、地図が見やすくなっています。
全画面表示は見やすい
今回のGoogle マップのiPhone Xへの対応はユーザーとしては非常にありがたいです。iPhone Xはディスプレイを上下に伸長することで画面サイズ(表示範囲)を大きくしています。しかしiPhone Xの画面に対応していないアプリを開くと、画面の上下に黒い帯が表示され、実際のアプリの表示範囲はiPhone 7程度の広さになってしまいます。
地図アプリではできるだけ広い範囲が表示できる方が便利で見やすいので、今回の対応は非常にありがたいです。またストリートビューもiPhone Xの画面いっぱいに表示され、ちょっとしたARのような錯覚を覚えます。ストリートビューとiPhone Xの組み合わせにはAR時代における可能性を感じます。
Googleは順次対応、LINEは?
GoogleはiPhone X発売前からYouTubeアプリをその画面サイズに対応させていました。確かに動画をフル画面で観られることのメリットは大きいので優先的に対応したのでしょう。ただ発売時点で対応しているアプリは少なく、徐々に対応するという形をとっています。それでも着実に対応が進んでおり、先日はGoogle ドキュメントやスプレッドシートなどがiPhone Xの画面サイズに対応しました。
Googleの主要アプリの中ではGmail(Inbox)アプリがまだiPhone Xの画面に対応していないのですが、これも対応は時間の問題でしょう。Googleは比較的早く対応していると思います。そうなると、このブログでもいつも言及しているLINEの遅さが際立ちます。いつになったら対応するのでしょうか。上下の切れた画面でアプリを使うのはあまり快適ではありません。できるだけ早い対応をお願いしたいですが、いつも遅いLINEのアップデートにはあまり期待しないようにしています。