watchOS 4.2で「スキー・スノーボードの記録」に対応は楽しみ

今日、12月6日未明にAppleはwatchOS 4.2をリリースしました。Apple Pay Cash機能の追加がメインとなっているため、日本ではそれほど大きな更新ではなかったのですが「ダウンヒル・スノースポーツの距離、平均速度、滑走回数、標高差を記録できる新しいワークアウトタイプへの対応」は楽しみです。

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対応はApple Watch Series 3だけ

今回追加されたスキーでの滑走距離、平均速度、標高差を測定できるのはApple Watch Series 3に限られます。これはSeries 3から搭載された気圧高度計を利用した機能のためで、初代Apple Watch、Series 1、Series 3では新機能は利用できません。またApple Watch Series 3のセルラーモデルならiPhoneをゲレンデに持ち出さなくても滑走の記録ができ、さらに友人との連絡、電話などが可能(通信エリア内なら)です。

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スキーやスノーボードに限らず、スポーツをするときはできるだけ荷物を少なくした方が快適です。なのでApple Watchだけで必要最低限のことができるのはかなり便利になりそうです。この冬は何回かスキーに行くことになりそうなので、この新機能は楽しみです。ただスキーやスノーボードの活動記録アプリが今回の新機能を組み込む必要があり、アプリにも急いで対応してもらいたいです。

スキー場で便利に使えるか

基本的にスキー場では手袋を着用していることが多く、iPhoneやApple Watchを使いたいならタッチスクリーン対応の手袋を揃えておく必要があります。スキー用品店やアウトドアショップではだいたいタッチスクリーンに対応している手袋には説明がしっかり書かれており、間違わずに購入できるようになっています。手袋越しでもApple Watchの小さな画面でパスコードを入力することくらいは容易にできます。手袋をしていてもほとんどの操作で困ることはないでしょう。

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人差し指がタッチスクリーン対応の手袋

もう一つ注意が必要なのはバッテリーです。iPhoneやApple Watchは寒い場所が苦手です。寒い場所ではバッテリー残量が急に減ったり、突然電源が切れたりします。AppleもiPhoneやApple Watchを0℃〜35℃の環境下で使うことを推奨しています。しかしスキー場ではこの環境はほぼ期待できません。バッテリーの状態には常に注意しておく必要があります。

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