Appleの未発表商品の想像図をよく公開するiDROPがiPhone Xcの想像図を公開しています。もちろんAppleにはiPhone Xcを販売する予定も、でそうという噂もありませんが、ポリカーボネート製のiPhone Xcにはメリットが多そうで売れそうな商品です。
iPhone 5cとは何だったのか
早い段階でAppleからなかったことにされてしまったiPhone 5cですが、僕は発売日に予約してまで購入しています。もちろんiPhone 5cは並ばずに買え、その後も入手しやすい状態が続いたため当時のフラッグシップモデルであったiPhone 5sの影に隠れてしまいました。価格も安く、昨日も削られていたためiPhone 5cは「安モノ」、「おもちゃ」とあまりいい評価は与えられませんでした。
しかし、今になって「c」シリーズの存在意義が出てきた可能性はあります。iPhoneの本体価格は高騰し、少しでもiPhoneを安く買いたい人は多くいます。来年あたりに現行のiPhone XをベースとしたiPhone Xcが価格を下げて登場すれば、かなり売れるはずです。iPhone 5cのような価格設定は無理かもしれませんが、iPhone 8を下回る価格なら確実に売れるでしょう。
ガラス筐体は割れやすい
またiPhone Xは全面、背面ともにガラスで覆われています。そのためiPhone Xを落としてしまうと、落ち方を問わずほぼ無傷では済みません。修理費用も高額であり、少しハードな状況に持ち出すのを躊躇してしまいます。この問題をポリカーボネート製のiPhone Xcは解決してくれるはずです。もし落として背面、もしくは側面から落ちたとしても、ポリカーボネートなら少し筐体が凹むだけです。
ガラスのように割れることはないので、修理の必要もありません。またワイアレス充電も可能であり、iPhone Xの長所をそのまま引き継ぐことができます。ポリカーボネート製のiPhone Xcは安くて修理しやすくて、壊れにくい。非常に合理的ですが、AppleはiPhone 5cの失敗から多くを学んでいるはずです。iPhone Xcが発売される可能性はほとんど「0」でしょう。