昨年（2017年）の11月にリニューアルのために一時閉鎖となっているApple 渋谷の工事現場には今も「渋谷から離れることはありません。」と書かれたボードが掲げられています。再開についてAppleは公式発表をしていませんが、一部報道では2018年の冬にリニューアルオープンとしています。ただこれはまだ確認された情報ではありません。
工事関連の標識では
一般的に工事現場には「建設業の許可票」や「道路占用許可済みの証」、「労災保険関係成立票」が見やすい場所に掲示されています。Apple 渋谷の工事現場にも少し見にくい場所ですが、これら標識が表示されています。そこには工事期間（予定）や道路を占用する期間（予定）が書かれており、大まかな工期が推測できます。
Apple 渋谷の工事現場に掲示されている、道路占用許可によれば「道路を占用する期間」は「4月24日まで」となっています。工事が順調に進めばゴールデンウィーク前には現場の仮囲いが外されると読み取れます。ただ労災保険関係成立票による工事期間は9月20日となっているので、道路を占用する仮囲いが解かれた後、内装工事が行われるのかもしれません。
もし2018年9月20日に工事が終わるなら、もしかしたらApple 渋谷は次期iPhoneの発売に間に合うかもしれません。ただ、標識に書かれた日時と「2018年冬に再開」という一部情報には少し期間にズレがある気もします。
移転の可能性は？
「渋谷から離れることはありません。」という書き方は渋谷内での移転の可能性を否定しない文言です。深読みしすぎかもしれませんが、手狭だったApple 渋谷は今年の冬に渋谷の新しい場所でリニューアルオープンする気もします。場所は渋谷駅前に建設が進められている「渋谷ストリーム」が有力な気もします（Googleの日本支社も入居します）。渋谷ストリームの開業は2018年秋とされており、「2018年の冬にApple 渋谷再開」という報道とも矛盾はありません。
今のApple 渋谷のリニューアルは手狭になった店舗の売り場を3階、4階へと拡張する工事なのかもしれません。ただ移転のための内装解体工事だったとすれば、Apple 渋谷は大きく生まれ変わることになります。広々とした場所への移転には少し期待しています。