今朝、産経新聞が各社毎月発表されている携帯電話契約数の発表を四半期ごとの発表に切り替えると報道しています。現時点では検討段階ですが、大盛りキャッシュバックがなくなったことも考えあわせると確度の高い報道だと思います。
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| Sankei Bizの記事より |
これでキャリアの勢いを印象づけるために無駄な契約を場当たり的に稼ぐ必要もなくなり、同時に2台、3台と契約する手法が徐々になくなっていく可能性もあります。またMNPの発表も四半期ごとになることで、キャッシュバックに頼った契約争奪戦も沈静化しそうです。
この影響を地味に受けそうなのがiPhoneです。iPhoneは人気端末だけあって、MNPキャンペーンの目玉となることも多いです。またiPhoneの契約と同時に複数台契約をすることで割引を受けられるケースも多かったです。こうして利用者は少しでも安くiPhoneを購入しようとしていたのですが、その背景にも「月次契約数（純増）」と「MNP転入数」の確保を目的とした販売促進がありました。
この販促が下火になることで、もしかしたらiPhone購入費用は少し高くなる可能性もあります。しかし利用者としては過当競争でも何でもしてもらって安く運用したいってのが本音です。