みんなスマートスピーカーって何に使ってるの?

アメリカ、イギリス、オーストラリアでAppleはHomePodの販売を開始し、いよいよスマートスピーカー市場の競争も激しくなってきました。ただその用途はまだまだ固まっていません。一体、購入者はどのように使っているのでしょうか。このことについてアメリカの調査会社がアンケートを実施しています。

最も多い用途は「音楽」

スマートスピーカーの用途として最も多くの回答が得られたのが「音楽」です。Google HomeもAmazon EchoもHomePodも、全て音楽サービスと紐づけられており、音声コマンドで簡単に音楽を楽しむことができる点はスマートスピーカーの大きなメリットとなっています。実際にEcho Dotを使っていても音楽を聴いていたことが多いです(今はAmazon Music Unlimitedの無料期間が終わったので音楽用にはあまり使っていませんが)。

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その次に多い用途が「天気の確認」です。位置情報をセットしておくと、スピーカーに呼びかけて「天気」というだけで今日の天気や気温を教えてくれます。スマホやタブレットで天気予報を見るのとは違い、ディスプレイを見なくても済むので外出の準備をしながらでも簡単に天気を確認できます。またニューススポーツ情報も同様で、画面を見なくてもいいので片手間で確認できるのが便利です。

スマートホームコントロールはまだまだ

スマートスピーカーといえば家電の操作もできると宣伝されていますが、現時点でコントロールできる家電はそれほど多くなく、また家電側も敢えてスマートスピーカー経由でコントロールしなくても便利という製品ばかりです。なので現時点でスマートホームのコントロール端末としてスマートスピーカーが重要な役割を果たせていないのは当然でしょう。

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ただ現時点でのスマートスピーカー所有者の満足度は89%にも達しており、比較的早くスマートスピーカーを購入したユーザー層は手探りで用途を探しつつ、その製品を楽しんでいる様子がこの調査からも伺えます。

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