ソフトバンクは4月から900MHz帯でのLTEサービスを開始するとしています。全国一律という訳ではなさそうですが、おそらくサービス開始に伴い大々的なプロモーションを実施するのではないでしょうか。これまでLTEのエリア的には不利な立場に立たされていたソフトバンクがこれでどこまで巻き返せるかに注目しています。
このソフトバンクの4月からの攻勢に対抗すべく、ドコモは「超LTE」なる宣伝文句を生み出し、「4月1日 超LTE 一気に拡大」と駅ポスター、中吊りを掲示しています。超LTEはおそらく「下り最大100Mbps超」のLTEという意味でしょう(iPhoneでは最大100Mbps)。ネーミングセンスがいいとは言えませんが、分かりやすく短いフレーズで訴えるのは最近の流行なのでしょうか。
気になるのはどのくらい一気に拡大するかです。
関西地方の100Mbps超のエリアの広がり(2月末→5月末)が上の通りです。確かに4月を跨いで一気に広がっている、ようにみえます。現在の都心中心部や主要駅周辺だけのエリアがもう少し広くなる程度っぽいですが、それでも他社に比べて広くなるのでドコモもプッシュしてくるのだと思います。