Appleは3月27日(日本時間28日未明)にシカゴの公立学校でイベントを開催します。今回のイベントは開催場所からもわかるように教育関連の内容が中心になるようで、これまでのスペシャルイベントとは趣を異にします。
製品以外の発表がメインか?
前回、2012年にAppleが教育関連のイベントを開催した際には新製品の発表はありませんでした。しかしiPadを教育に導入するために、より簡単に教師が教科書を作れて配信できるプラットフォームの発表が行われました。ここで発表されたiBooks Authorなどは教育システムの違う日本ではあまり画期的なことではありませんが、アメリカでは教育には一定の貢献を果たしたようです。
今回もiPadを教育現場でどのように役立てていくかというテーマのイベントになると予想され、前回発表されたiBooks Authorがさらに改良されることも期待されます。また昨年の3月に日本語にも対応したプログラム学習アプリ「Swift Playground」の改良・刷新についても何か発表されるかもしれません。期待は高まります。
ハードの発表にも期待
ただ一般のAppleファンとしてはハードウェアの発表に期待します。これまで出ている情報を総合すると教育の現場に導入するのに最適な「低価格iPad」と「低価格MacBook Air」が発表される可能性は高そうです。iPadやMacBookはクラスの人数分必要であり、大量に導入するにあたり低価格なことは最低条件です。これをクリアできるiPadとMacBookがイベントで発表されると多くのメディアが予想しています。
そしてiPadが導入されれば、次に必要なのはApple Pencilです。今はiPad Proでしか使えないApple Pencilですが、発表される新製品「Apple Pencil 2」が通常のiPadにも対応するとなれば最高です。Apple Pencil 2の発表は事前に予想されていた製品ではありませんが、イベントの告知用イラストがApple Pencilでの描写を想像させるものだったことから、ここ昨日から一気に期待感が高まっています。
またAirPowerワイヤレス充電マットやAirPodsワイヤレス充電対応ケースもこのイベント後のサイトメンテナンス明けに発売となると予想します。