ソフトバンクのアメリカへの情熱を日本にも

ソフトバンクの孫社長がアメリカで講演し、またテレビ番組に出演するなどでT-mobile USの買収を進めようとしています。規制当局が買収に否定的なので民間世論に訴える戦術を取っているようです。

そのインタビューや講演では、市場が大手3社体制になれば価格競争、技術競争が可能になると話しています。また利益を先送りしてでも価格攻勢をかける可能性も示唆しています。まさにソフトバンクがボーダフォンを買収したときの勢いを思い出させる威勢のよさです。
テレビ出演の様子(YouTubeへのリンク
しかし、日本市場をみてみると、、、大手3社体制になって変なバランスが出来あがってしまい、価格競争が起こりにくい環境になっています。ソフトバンクの革新的な料金プランが全く革新的でなかったことはその象徴といっていいでしょう。
まだソフトバンクは国内3位のキャリアですよ。そのキャリアがトップを目指してどんどん価格、サービス、技術攻勢を仕掛けてもらいたいところです。iPhone 5sの発表イベントや発売日のイベントに出席しなかったあたりから、なんだか孫社長の情熱が日本ではなくアメリカへと流れている気がします。是非、日本市場にも情熱を傾けてトップを目指して市場をかき回して欲しいところです。

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