外国人旅行客にはJapan Connected Free Wi-Fiが一つの答えだと思う

日本に来た外国人旅行客に快適な通信環境を提供できるかは2020年の東京オリンピックを待つまでもなく、大きな問題となっていました。まず考えられるのがプリペイドタイプの携帯電話の購入を簡易にする方法でしたが、これは犯罪対策の面で敬遠されてきた方法でなかなか進んでいませんでした。

そして3月7日ですが、NTT-BPが「Japan Connected-free Wi-Fi」というiPhone、iPad向け無料アプリをリリースしています。このアプリのリリースで日本でも無料Wi-Fiを便利に利用できるような環境整備が始まりました(5カ国語対応で外国人の利用も前提としていますが、日本人でも使えます)。現時点で使えるSPOTはコンビニや空港が中心(約1.6万スポットの大半はセブン−イレブン店)ですが、今後順次拡大していくようです。(日経IT Pro: NTTBP、全国約1万6000拠点の無料Wi-Fiに簡単接続できるiOSアプリ

これが外国人旅行客向けの通信環境提供はこれが一つの答えだと思います。Wi-Fiだけだと通話はどうするの?という人もいるかもしれませんが、WhatsappもLINEもViberもSkypeも既に数億人規模の利用者がいて、VoIPサービスを実施もしくは実施予定としています。これらサービスを利用する前提ならWi-Fi環境があれば十分で、無理に携帯電話回線を利用する必要はないでしょう。それほど通話の問題は気にしなくていいと思います。

プリペイド携帯規制緩和の議論で無駄な時間を浪費するより、無料Wi-Fiを安全に、快適に利用できる環境整備の方が有益と考えます。

Japan Connected-free Wi-Fi
NTT Broadband Platform, Inc.
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