AppleはAndroidユーザー向けにiPhoneへの乗り換えを促すCMを2本公開しています。一つはiPhoneのポートレートモードの面白さを訴える内容、もう一つはAppStoreが安全であるとする内容です。
ポートレートモードは面白い
iPhone 7 Plusから搭載されたポートレートモードはiPhone 8 Plusではさらに進化し、ポートレートライティングとして背景を暗くしたり、全体を白黒にしたり、様々な加工が可能になっています。またiPhone Xではフロントカメラでもポートレートモード、ポートレートライティングが使え、自撮りでも面白い写真が撮れるようになっています。
人物中心の写真を撮るとき、ポートレートモードを使うと結構面白い写真が撮れます(苦手な被写体はあります)。スマートフォンで写真を撮影すると、どうしても平面的な写真ばかりになるのですが、背景をぼかしたり、暗くすることで立体的な印象を受ける写真が撮れるようになります。背景をぼかすことができるのはiPhoneだけではありませんが、今のiPhoneのカメラの大きな特徴になっています。
App Storeは安全
確かにiPhoneのアプリをApp Storeでダウンロードする際に「これは危険なアプリじゃないだろうか?」と考えることはありません。これもiPhoneの大きなメリットなのは確実です。裏を返せば、iPhoneのアプリには機能制限があるということですが、多機能性と安全性とを天秤にかけた場合、やはり安全性を重視する人は多いと思います。
ただiPhoneに乗り換えたから安全というわけでもありません。最近はAppleを騙るフィッシングメールがよく届きます。手口も巧妙で、身に覚えのないアプリの請求書が届き、キャンセルするならこちらと誘導してApple IDやパスワードを盗むようになっています。App Storeは安全かもしれませんが、周辺は安全地帯ではありません。