Appleが販売するWi-Fiルーターとして定着したAirMac Expressですが、日本以外ではAirPort Expressとして販売されています。製品名が違うだけで中身は同じなのですが、これは商標権の問題があったためのようです。
AirPortは1997年時点で関西電機という会社が商標登録していたようです。そのため2000年にAppleがAirPortからAirMacに名称変更することでトラブルを回避することとなりました。意外な歴史もあるものです。ちなみに、Air Portの商標はその後アイ・オー・データ機器も利用できる契約となったことで、後からAppleが入り込む余地がなかったのかもしれません。
Apple関連の商標で有名なのがiPhoneです。この商標は日本ではアイホン株式会社が登録しており、同社の許可のもとでAppleがiPhoneの商標を使っています。利用料は年間1億円とも言われており、アイホンには少なくない収入になっていると考えられます。
確かにiPhoneが日本だけでMacPhoneとかになってたら、今のように売れてるかは分からないと思います。