ソフトバンクの新料金体系は実質値上げ?

【追記】ソフトバンクからも公式にプランが発表されました(VoLTE時代の革新的な新定額サービスが登場!)。それに伴いエントリー内容も少し訂正しています。

今朝、日経が報じた「スマホ、通話も定額制 ソフトバンクは月1280円で」ですが、産経も後追い記事を出しています(ソフトバンクがスマホ通話にも定額制導入へ 4月開始、データ通信含め月5980円から)。

産経の記事には他の料金プランも掲載されているのですが、こちらのプランは興味深いです。記事の内容が少し公式発表と違うので訂正して抜粋すると

月15GBまでのデータ通信と5分以内1000回の通話 9980円
月7GBまでのデータ通信と5分以内1000回の通話   6980円
月2GBまでのデータ通信と3分以内50回       5980円

というプランになるようです。しかしこのなかには現行プランと同一のものはありません。今のパケット定額5,700円(割引後は5200円)と近い価格で提供されるのは月のデータ通信が2GBで無料通話合計150分がついたプランですが、従来より通信量が大幅に絞られてしまい実質的な値上げといっていいでしょう。従来通りのプランも選択可能なので、自分の数ヶ月分の料金と比較して選択するのがベストでしょう。

このプランの中では月15GBのプランは魅力的です。一日平均で500MB使える計算になり、テザリングをしても使用量を気しなくていい通信プランです。僕も平日はiPhone 5cでテザリングをよく使いますが、一日で500〜700MBくらい使います。なのでこの15GBプランはかなり魅力を感じます。

ただソフトバンクは直近3日1GBを超えた通信を行なうと翌日以降午後の通信速度が極端に規制されることが確認されています。その運用を改めないと月15GBを使うのは不可能ではないでしょうか。

3日1GB規制の緩いau、ドコモに15GBプランの導入を期待します。

更新情報を配信します