Apple Watch Series 4は心電図測定機能搭載?

Apple関連の製品情報を的確に予測するアナリストMing-Chi Kuo氏がApple Watch心電図測定機能が搭載されるとレポートしています。これまでのApple Watchでは心拍数が自動で定期的に測定されていたのですが、心電図も測れるようになればさらに心臓関連の疾患の予兆を察知するのに役立つかもしれません。

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心拍数測定で命を救われた例も

Apple Watchに命を救われた、この類のニュースは定期的に流れます。多くの場合はApple Watch着用中に心拍異常が検知され、その警告を見て病院に行って助かったというものです。Apple Watch安静時に一定以上の心拍数を検知すると警告する機能を持っており、この機能が少なからぬ人の命を救ってきたのは確かでしょう。

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これに加えてApple Watchで心電図測定も可能になるとすれば、危険な波形を感知した段階で警告が出て、いち早く専門医療機関への受診を促すようにできるでしょう。しかし健康診断などでは安静状態の時に手、脚、胸に測定器をつけて測る心電図が、動きのある手首だけでどれだけ正確に測定できるかは疑問でもあります。この点は12日10時(日本時間13日午前2時)から始まるスペシャルイベントで詳細に説明されるでしょう。

健康デバイス志向強まる

Apple Watchは初代モデルの発売当初ファッションアイテムとしての立ち位置も模索していました。しかしファッションアイテムとしてのApple Watchという方向性は次第に薄れていき、エクササイズ・健康管理デバイスとしての役割が増えていきました。またまもなく正式版がリリースされるwatchOS 5でもワークアウトアプリが大幅に機能を向上させるなど、OSも健康デバイス志向を強めています。

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大幅値引きで販売された初代「Edition」モデル

この流れから考えればApple Watchへの心電図測定機能の搭載は自然であり、その結果Apple Watchはファッションアイテムという色合いをさらに薄めることになりそうです。おそらくこの方向性はSeries 4で一層強まるのでしょう。スペシャルイベントでのApple Watch Series 4のプレゼンテーションがどんな方向を向いているのか、それもスペシャルイベントの楽しみの一つでもあります。

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