Appleは日本時間13日午前2時からスペシャルイベントを開催します。このイベントで次期iPhone(iPhone Xs、iPhone Xs Plus、iPhone 9)が発表されるのは確実です。しかしiPhone Xsについて、現行モデルであるiPhone Xより優れている点について、いまだに情報がないのが気になります。
性能向上は確実だが
iPhoneはモデルチェンジするごとに最新のチップを搭載します。今年のiPhoneにも当然のことながら昨年のモデル(iPhone X)よりも強力なチップが搭載されることになるでしょう。この変更で各種処理能力が向上することは間違いありません。しかしiPhone Xsにはこれ以上の性能向上や最新機能の搭載に関する情報が出てきていません。
確かに「s」と付くモデルは大きな進化のないのが通例です。iPhone 4s、iPhone 5s、 iPbone 6sとデザインに大きな変化はありませんでした。ただ「4s」はSiriを搭載し、「5s」はTouch IDを採用するなど一定の機能向上があり、iPhone 6sでは3D Touch搭載と4K動画撮影という大きな進化がありました。
しかしiPhone Xsではこれに匹敵するような進化があるという噂がまだ出ておらず、非常に気になるところです。
iPhone Xが進化しすぎた?
Xsの進化について目立った情報が出てこないのは、iPhone Xが時代を先取りし、新機能を目一杯盛り込んだからという可能性もあります。iPhone XではFace ID、全面ディスプレイ、有機ELディスプレイ、ワイヤレス充電など数年分の進化を一気に達成してしまった結果、Xsでの進化が少し控えめになってしまったのかもしれません。
ってことで今回のiPhoneで気になるのは大画面有機ELディスプレイを搭載するiPhone Xs Plusとカラーバリエーションでポップな印象になるiPhone 9って感じです。iPhone 9は機能と性能を抑えた低価格モデルと言われており、発売日にiPhoneを買うような熱心なファンによる需要はiPhone Xs Plusに集中するのではないでしょうか。