発売を明日に控えたApple Watch Series 4のメディアによるレビューが出揃いました。Appleから製品提供を受けてレビュー記事が書かれているため、多少は贔屓目の評価になる可能性はありますが、それを割り引いたとしても多くのメディアがApple Watch Series 4に対して高評価を下しています。
30%の大画面化
Appleがニュースリリースとして発表した各メディアのレビュー概要によると、多くのメディアが30%表示領域が拡大したSeries 4のディスプレイに対して高評価を下していることがわかります。従来のApple Watchのディスプレイを決して小さいと感じたことはないのですが、30%でも大きい画面と比べると、やはり大きいディスプレイの方が見やすいと感じることになるのでしょう。
また心拍監視機能、心電図測定機能(アメリカのみで利用可能)を筆頭に、Apple Watchの健康管理機能を評価するレビューも多数あります。ここ1、2年でApple Watchは急速に健康管理、エクササイズ管理デバイスという性格を強めています。この性格をさらに確固たるものにするのが今回のApple Watch Series 4なのでしょう。
買うならセルラーモデル
Apple Watch Series 4にもGPSモデルとGPS + Cellularモデルが用意されています。しかし大画面化と強化された健康管理、エクササイズ管理機能を存分に使うとすればGPS + Cellularモデルを選ぶ方が良さそうです。GPS + CellularモデルはGPSモデルに比べて価格は1.1万円高く、またLTEの利用には月額数百円が必要になります。それでもGPS + Cellularモデルがおすすめです。
従来に比べて大きなディスプレイを搭載したことで、iPhoneがなくてもできることは増えています。今のSireis 3の画面でもメールの返信やメッセージの確認、返信程度は全く問題なくできます。GPS + Cellularモデルならちょっとした外出時にiPhoneを持っていく必要はなくなります。
ランニングやサイクリングといった運動をするときも、家にiPhoneを置いていても大丈夫です。Apple Watchで運動の記録を取りつつ、いざという時はApple Watchから電話の発信やメール、メッセージの送信が可能で、一度GPS + Cellularモデルの自由さを体験してしまうと、もうGPSモデルには戻れません。
実際、Apple Watch Series 3のGPS + Cellularモデルを便利に使えているため、Series 4を予約するとき、GPSモデルは最初から検討対象に入りませんでした。