Apple Watch Series 4で手袋利用時のSiri誤起動が激減

Apple Watch Series 4を無事に発売日に購入でき、以来毎日使っています。Series 4ではこれまでのApple Watchで不便だと思っていた部分がしっかり改善されていました。

サイズの変更が好影響

Apple Watch Series 4は以前のモデルに比べて少し大きくなってるものの、薄くなっていることは有名です。薄くなったことで袖口への収まりが良くなり、また何かにぶつけてしまうリスクも減り、この点はユーザーのレビュー記事でも多くの人が評価しています。これに加えて重要な変化となっているのがデジタルクラウンです。

Apple Watch Series 4ではデジタルクラウンが薄くなり、本体から出っ張る部分がSeries 3以前のモデルに比べてほんの少し小さくなっています。0.5mmあるかないかくらいの差なのですが、この差が特定の状況下でのApple Watch利用の不便さを解消してくれました。僕は手袋をつけてApple Watchを使うことが多いのですが、この時、手袋のマジックテープ部分がデジタルクラウンを長押ししてしまうケースがよくありました。

左:Series 4 右:Series 3

干渉しないように少しずらしてマジックテープを止めていたのですが、それでもボタンが押されることがよくありました。デジタルクラウンが長押しされればSiriが起動し、今まで聴いていただいて音楽が中断されるなど何かと不便でそた。これがApple Watch Series 4ではテープを少しずらして止めておくとボタンが押されることもありません。サイズで言えばかなり細かな変化ですが、これまで感じていた不便さが解消されました。

これからの季節はさらに重要

これから日本は冬を迎え、ウィンタースポーツの季節になります。Apple Watchはスキーやスノーボードの滑走をトラッキングすることも可能になっており、Apple Watchを使うケースは増えそうです。その時、手袋がデジタルクラウンに干渉して頻繁に誤操作してしまうのは不便です。Apple Watch Series 4ならその干渉と誤操作を十分減らせるはずです。

なおApple WatchはwatchOS 4.2からスキーやスノーボードなどの滑走をアクティビティとしてサポートしています。サードパーティー製のアプリを使えば、滑走回数や最高速度、消費カロリーなどがしっかり記録されます。かなり細かく記録でき、またゲレンデでの友人との連絡にも便利なので、スキーシーズンに向けてApple Watchを購入するのもありだと思います。