iPhoneの電源を切った24時間、Apple Watch Series 4はどこまでできるか

昨日、iPhoneを使わず、Apple Watch Series 4(GPS+Cellularモデル)でどこまでいつも通りの生活ができるかを試してみました。iPhoneなしでも大きな問題はないのですが、細かい不都合は見えてきました。

デジタルクラウン

LINEが使えない

土曜日をiPhone無しで過ごそうと決め、前日の就寝前にiPhoneの電源を切りました。iPhoneの役割を全てApple Watchへと振り分けて1日を過ごすつもりでしたが、朝から何かと問題に遭遇してしまいます。体質的に目覚まし無しでも定刻で目が醒めるので朝の目覚めは問題無しでした。しかし朝の仕事が終わっていつも行くマクドナルドで、いつも使うアプリのクーポンが使えません。なのでコーヒー(Mサイズ)はいつもより30円高くなりました

apple pay

支払いはApple WatchのApple Payで問題なく終了しましたが、幸先の悪いスタートでした。その後、午前中は暇つぶしにiPhoneが使えないという不便さ以外には特になかったのですが、問題は午後でした。待ち合わせして人に会う予定だったのですが、ここでApple Watch単独ではLINEが使えないという致命的な欠点に出くわしてしまいます。

iMessage

LINEの欠点を知っていたので、こちらからiMessageで連絡した上でApple Watchから電話して事無きを得たのですが、LINEが使えないのを知らなければ連絡は行き違いになっていたでしょう。Apple Watch単独利用時にLINEが使えない問題はいち早く解決して欲しいです。

バッテリーはギリギリ

iPhoneが使えない状態でも電話、メール、メッセージの機能をApple Watchで代替できるので、連絡手段として最低限の部分は確保できます。そのため土曜日1日をiPhone無しで過ごしても大きな問題はありませんでした。ただApple Watchをずっと単独で使っていたため、いつも以上にバッテリーは減少します

watch

iPhoneとペアリングしていれば1日使っても70%ほどのバッテリー残量があるのですが、土曜日の夜の残量は5%でした。ギリギリ間に合ったのですが、昼間に1度充電できればしたほうがいいでしょう。バッテリーの持続時間延長もApple Watchだけで過ごすには必須の機能でしょう。

1日を終えて

iPhoneの電源を切り、Apple Watchだけで過ごした日が終わって、それを振り返るとApple Watch Series 4の実力が再確認できました。暇つぶし中、音楽やPodcastはAirPods経由で聴け、TwitterもChirpsを使えば問題なく楽しめます。電話、メール、メッセージは支障なく使え、無駄な時間をiPhoneに奪われないメリットもあります。

スクリーンタイム

LINEで不便なところがあり、また買い物中に商品を調べたくなった時など、iPhoneがあればと思った時はありますが、それを割り切ってしまえばiPhoneなんかなくてもApple Watchだけで十分に生活できることがわかりました。これは大きな収穫でした。少しiPhone中毒気味なので、時々こういう日を作ってみようかと思っています。

更新情報を配信します