iPhone XS/XS Maxの詳細が判明する前、今年の7月頃にUSB-C急速充電アダプターが次期iPhoneに付属するというまことしやかな噂が、Lightning端子廃止との噂と同時に流れました。しかし結果はLightning端子を継続して搭載し、充電アダプターも従来通りでした。
iPad ProはUSB-C
10月末にも発表されると噂のiPad ProはLightning端子を廃止し、USB-C端子を搭載するとの情報が多くなっています。具体的で詳細な情報が出ているので、この噂の信憑性は高そうです。とすると次期iPhoneのものとされたUSB-C急速充電アダプターは実は「iPad Proのもの」だった可能性が出てきます。充電アダプターの試作品が6月から7月にかけて作られ、そのどこかの過程で「iPhoneのもの」として流出したのでしょう。
噂は時としてより注目を集める形に姿を変えて出てきます。iPad Pro用のアダプターとしてよりも、次期iPhoneのものとして流出した方が注目を集めるのは確実です。噂通りiPad ProがUSB-C端子搭載となっていれば、この形の充電アダプターが付属する可能性は高そうです。
iPad Proユーザー以外も使えそう
流出したとされる写真通りのコンパクトな充電アダプターなら、アダプターだけを購入してiPad Proユーザー以外も有効に使えそうです。同じく別売りのLightning – USB-Cケーブルと組み合わせることでiPhone 8以降の機種を急速充電できるようになります。今まで急速充電を利用するには最低でもMacBookに付属する重いアダプターが必要だったのですが、コンパクトなアダプターになるのは大歓迎です。
また情報が正しく、充電アダプターが18Wの容量を持っているとすればMacBookの充電も不可能ではなさそうです(現実的には使用時にバッテリー残量を減らさない程度か)。MacBookのアダプターは小さいとはいえ少し重く持ち歩く、これがコンパクトになるなら十分に魅力的です。iPad Proは現行機種を購入してからまだ1年くらいしか経っていないので、買い替えはもう少し後になると思いますが、充電アダプターは別売りが始まれば早速購入したいと思います。