東芝「Chromebook」の割り切った性能が面白い

東芝がアメリカの見本市でChrome Bookなるノートパソコンを発表しています(ネットメディアの記事)。

見た目は確かにMacBook Airにも似ています。ただ安さを追求(販売価格は278.99ドル)しているため、それほど洗練されたデザインではありません。ただ極端に絞り込まれた性能には興味をそそられます。

13.3 インチ HD ディスプレイ(1,366×768 解像度)を搭載。プロセッサには Haswell 世代の Intel Celeron CPU が採用されている。メモリは 2GB。内蔵ストレージは16GB の SSD ドライブだが、100GB の Google Drive が利用できる

注目すべきは内蔵ストレージが16GBとなっている点です。この容量はiPhoneの最小モデル並です。その代わりにオンラインストレージ(Google Drive)を100GB用意しており、最初から単体で使うことは想定されておらず、Google Driveと連携させることが前提となっていそうです。

ノートブック本体にはコンテンツを溜め込まず、クラウド上から随時利用する。こういうiPhone、Android端末的な使い方は今後一般的になるのでしょう。その先駆けとしてこのスペックのPCがあるとすれば面白いです。またGoogleのサービスの囲い込みという面でもChrome OS搭載のノートブックは潜在的にAppleの脅威になっていくことは間違いないでしょう。

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