円安→値上げ Appleユーザーの不安

ここ数週間ドル円のレートが円安方向に振れ、昨日は久しぶりに1ドル103円台にまで円が下落しています。今日は多少円が上昇したことで一気に円安が進むことはなかったようですが、Appleユーザーとしては円安は気がかりです。

97円から103円までまっすぐ為替が動きました

今年の10月、アプリの価格が最低85円から100円に値上げされたのは記憶に新しいですが、それより少し前(2013年5月末)にもAppleは為替レートを反映した値上げを行なっています。それまで1ドル85円程度で計算されていたApple製品(MacBook, iPad, iPodなど)の価格が、1ドル100円程度で再計算した価格に変更されてしまいました。

具体的にはアメリカで299ドルで販売されていたiPod touch(32GB)が24,800円(85円計算)から29,800円(100円計算)へと値上げされています。他の製品も同様の値上げが行なわれました。このようにAppleでは頻繁ではないものの、製品の価格やアプリの価格を為替レートに合わせて適時改訂しています。

ただ今回の一時的な円安ですぐに価格が変わることはないでしょう。前回の85円から100円へとレートに合わせて値上げされたときは20%の変化があって、ようやく変更されました。なので、これを考慮に入れると、今後1ドル120円くらいまで円安が進み、かつこの水準で安定的な推移をみせた場合、再びアプリ価格や製品価格が値上げされることは十分に考えられます。

円安はApple製品の値上げ要素でり、気がかりです。

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