さて、HomePodは買うべきなのか、見送るべきなのか

7月9日、AppleはHomePodの国内発売を「この夏」と告知しました。アメリカ、イギリス、オーストラリアでの発売から1年半が経過し、ようやく日本での販売開始にこぎつけたと素直に喜んだのですが、果たしてこのHomePod買うべきなのか見送るべきなのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。

既に他社製品がある

2017年から2018年にかけて、国内外のメーカーから多くのスマートスピーカーが発売されました。HomePodもそのブームの中で発売されたのですが、日本での発売が遅れる中で本当はHomePodが欲しいのだけど、他社製のスマートスピーカーを購入したという人も多くいるでしょう。そして他社製のスマートスピーカーでも便利に使え、またブームの中で喧伝されていたほどスマートスピーカーが万能ではないこともわかりました。

そこに待ちに待ったHomePodが発売されたからと言って、あえて購入する必要があるのか疑問を感じるのは当然でしょう。音楽を再生し、今日のニュースや天気を読み上げてもらい、タイマーを作動させ、今日の予定を確認する。この程度の使い方なら1万円程度の他社製品でも十分可能です。もし音楽を聴く際の音質にこだわるなら外付けスピーカーをつけても、HomePodよりも安く、スマートスピーカーを使えます。

次期モデルに期待

アメリカ、イギリス、オーストラリアでのHomePodが発売されたのが2018年2月でした。本当は2017年末にも発売される予定とされていたことを考えると、2年近く前のスマートスピーカーを3万2,800円で購入するのには少し勇気が必要です。こうしたデバイスは1年、2年で性能は大きくアップデートされるのが常であり、次期モデル発売もそれほど遠くない時期に迫っている可能性もあります。

それなら急いで現行モデルを購入しなくても、半年ほど待って次期モデルを購入するのも悪くないでしょう。HomePodには低価格モデルが出るとの噂もあり、他社製品に比べて少し高いスマートスピーカーを今急いで買うのは賢くない気もします。

それでも買う理由

この夏、登場と発表されたHomePodの購入を見送る理由はいくつでも思いつきます。それでも私はHomePodを購入しようと考えています。HomePod + Apple Musicの組み合わせは今使っているAlexa + Apple Musicより快適なのは確かです。外付けのスピーカーがなくても十分な音質で音楽を楽しめるのもメリットの一つです。さらに言えばiOS 13からはHomeKit対応のホームオートメーションとの組み合わせにも期待できます。iOSデバイスホームアプリショートカットアプリとの連携は他社製品には真似はできません。

Music

では、買ってすぐに次期モデルが出たらどうするか。その時はもう一台追加すればいいと考えています。HomePodは1台だけで使うより、2台、3台と家にあればより便利な使い方が可能なはずです。正直、HomePodが既に古い製品になっているのは否めませんが、そこは深く考えないことにします。

ずっと発売を期待して待っていたという理由もあるのですが、やはり発売されればすぐに買うことにします。

更新情報を配信します