iPhone 11 Proはミッドナイトグリーン、iPhone 11はパープルが需要を牽引

Appleが予約受付を開始したiPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxは予想より強い需要となっているようです。Apple製品についての分析に定評のあるミンチー・クオ氏は「予約による需要が予想を上回ると信じている」と報告しています。(9to5Mac:Kuo: iPhone 11 demand better than expectations, stronger interest for new color options

iPhone 11

新しい色が牽引

iPhone 11 Pro/Pro Maxの人気カラーは日本国内での予約の入り方からミッドナイトグリーンだと推測されていたのですが、クオ氏はこれが世界的な傾向でありミッドナイトグリーンへの需要が予想を上回るiPhone 11 Proへの需要を牽引しているとしています。またミッドナイトグリーンに関しては製造上の問題もあるようで、製造が需要に追いつかない原因になっているともしています。

iPhone 11 Pro

一方でiPhone 11はパープルに人気が集まっており、これもiPhone 11の需要を支えているとされます。国内のiPhoen 11の予約状況はパープルが真っ先に初回出荷分が完売し、その後、グリーンが完売となっています。国内でのパープルへの人気は他の国でも見られる現象だと考えられます。ちなみにホワイト、ブラック、イエロー、レッドは全容量で初回出荷分が残っている状態です。

アメリカでは11 Pro、中国では11

クオ氏はモデル別の予約状況にも言及しており、高価格モデルであるiPhone 11 Pro/11 Pro Maxはアメリカで売れており、中国では低価格モデルのiPhone 11が売れているとしています。ちなみに日本ではiPhone 11が売れ残っている一方で予約開始後1時間程度でiPhone 11 Pro/11 Pro Maxが完売するなど、アメリカと同様に高価格モデルへの人気が高くなっています

iPhone 11

ただiPhone 11はこれから幅広いユーザー層がiPhoneを購入するに従って売れていく機種になると予想されます。毎年ですが、予約開始直後は高価格ハイスペックモデルに人気が集まり、年明け頃から徐々に低価格モデルの人気が上がってくる傾向があります。今年はiPhone 11が低価格モデルとなっているのですが、低価格モデルとして高機能であり、長い期間をかけて多く売れる機種になると思われます。

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