AppelはJR川崎駅に隣接するラゾーナ川崎プラザに国内10店舗目となるApple Storeを開業すると告知しました。オープン日は12月14日と大方の予想より1週間遅くなったのですが、当初言われていたように12月上旬のオープンに間に合いました。
ショッピングモール初出店
Apple Storeはこれまで路面店として単独で出店するか、商業ビルの1階から複数フロアを占有して出店してきました。この流れが変わったのがマルイの一テナントとしてオープンしたApple 新宿ですが、これでも道路に面した部分にApple Storeが出店される形は継承されていました。しかしApple 川崎はショッピングモール内への出店であるため、道路に面した部分への出店ではなくなりました。
一応、メイン広場となる場所に面するモール内では一等地という位置付けの場所への出店なのですが、これまでのApple Storeの出店場所とは一線を画す場所なのは確かです。海外ではショッピングモール内のテナントとしてのApple Storeという形態は一般的なのですが、Apple 川崎の開店で国内のApple Storeの幅を広げていくのではないかと期待しています。
次の発表がない
Appleは新しい店舗のオープンを告知する際、近くオープンや改装する店舗の予定も告知してきました。Apple 新宿がオープンした時はApple 京都の新規開店とApple 渋谷のリニューアルオープンが告知され、その後もApple 丸の内、Apple 福岡、Apple 川崎と続いていき新しい出店計画の告知が途切れたことはありませんでした。
しかしApple 川崎のオープンが告知された本日、次の計画については何も発表されていません。また告知文にも新しい店舗のオープンを感じさせるような文言もなく、もしかしたら当面、Apple Storeの新規開業やリニューアルは行われないのかもしれません。
ラゾーナにApple Storeか pic.twitter.com/89KGF184BR
— TRM (@trm___) December 1, 2019
確かに数年前、2020年までに複数の新しいApple Storeのオープンとリニューアルが予定されていると報じられました。その2020年が目前に迫り、Appleの国内での店舗拡充はひと段落した可能性はあります。