Appleのマップアプリは酷い状態で公開されたのち、徐々に改善が進んでいます。しかしまだGoogle Mapに及ばない点は多く、私も気づいた点は報告して改善を待っています。そして今回、かなり前から複数回報告していた不便な点が解消されました。
雲に覆われた航空写真
自宅周辺は農村地帯であり、詳細で鮮明な航空写真が日々の生活に不可欠というわけではありません。そのためかどうかはわからないのですが、Appleのマップアプリの航空写真では地域の1/3くらいが雲に覆われて地上の状態が全くわからないという状況が続いていました。農村地帯だけでなく帯広市内でも一部が雲に覆われており、マップアプリの利便性は大幅に毀損されていました。
自宅周辺の航空写真
私もこの状態を改善して欲しいと何度かマップアプリ内にある報告ツールから改善要望を出してきたのですが、ずっと改善されないまま放置されていました。しかし最近になって周囲の雲が全て晴れた航空写真に更新されていました。航空写真がマップアプリから確認できるようになったことで、これまで強いられてきた不便さからは解放されそうです。
ヒグマが出た帯広小学校、帯広駅から2kmほどの市街地にあるんだけどAppleのマップアプリは本当にダメ。 pic.twitter.com/ZvuSq3Iith
— ふーてん (@hu_ten_) December 1, 2019
ちなみに航空写真から雲がなくなったのは何度か出した要望が通ったという感じではなさそうです。マップアプリ内の報告ツールからの要望や修正依頼がマップアプリに反映された場合、Appleから修正済みの報告とお礼のメールが届くのですが、今回は届いていません。総合的なマップアプの改善の一部として晴れた日の航空写真に差し替えられたのだと思われます。