Apple Watchは常時手首に装着しているデバイスであるため、ユーザーの健康状態や日々の運動の記録をつけるのにピッタリなデバイスです。しかし日々の記録でも重要な部分である睡眠の長さや質についての記録は、Appleもイマイチ踏み込めていません。そのため他社製アプリを使って記録することになるのですが、今回大幅アップデートした「Sleep Cycle」がApple Watchに再び対応して、より便利なアプリになっています。
単独で利用可能
睡眠追跡アプリとして多くのユーザーに支持されている「Sleep Cycle」は先日の大幅アップデートでApple Watchへの対応を復活させました。単にApple Watchアプリを復活させるだけでなく、iPhoneとの接続がなくてもApple Watch単独でも睡眠追跡が可能になっています。私も先日アップデート後にApple Watchアプリが復活したことを受けて試しに使ってみたところ、たまたま就寝中にiPhoneがバッテリー切れで電源が落ちてしまったのですが、ずっと睡眠状態を記録し続けてくれました。
ちなみにこれまでのSleep CycleはiPhoneを電源に接続した上でベッドサイドに置いておく必要があったのですが、Apple Watchアプリが復活したことでApple Watchを装着するだけで睡眠追跡ができるようになったのは簡単で便利です。Apple Watch経由で睡眠中の動きや心拍数を検知し、それらを分析することで精度の高い睡眠状態の追跡が可能になっていると考えられます。私も一晩だけですが睡眠状態を記録してみたのですが、自分の睡眠の実感と近い記録が取れているように感じます。
今後、アップデートでいびきの検知機能やいびき検知時に振動でユーザーに知らせてくれる機能なども追加されると考えられます。これらアップデートが完了し、さらにSleep Cycleが便利になればプレミアムプランへの加入を検討しようと思っています。