iOS 14のシステムインターフェースは5.4インチモデルの登場を示唆

先日公開されたiOS 14のベータ版には5.4インチディスプレイで作動する設定があることが9to5Macの解析によって明らかになりました。このディスプレイサイズはiPhone11 Proよりも小さく、この秋登場する新モデルのものと考えられています。

ディスプレイズーム機能から判明

iPhoneの画面を見やすくするために、表示を拡大するディスプレイズーム機能はiPhone 6から搭載されています。この機能は表示するディスプレイより縦横比が同じで一回り小さいディスプレイの設定を適用することで、表示を拡大しています。例えば5.5インチ画面のiPhoneを使用している場合、ディスプレイズームモードでは4.7インチiPhoneと同じインターフェイスを適用して表示を拡大します。

このディスプレイズーム機能がiOS 14からは、縦横比が同じでこれ以上小さいディスプレイモデルの存在しないiPhone X、iPhone XS、iPhone11 Proでも使えるようになることが9to5Macによるベータ版の解析で判明しました。

iOS 14のベータ版から見つかったこの設定は、近い将来さらにディスプレイの小さなiPhoneが登場することを示唆しており、画面サイズは5.4インチになると考えられています。iPhone 12には5.4インチから6.7インチの4モデルが用意されるとの噂も以前からあり、今回確認されたディスプレイサイズの情報もこれに合致します。

トリプルカメラ

近年はディスプレイサイズの大型化という流れが続いていたため、高性能で高機能、そしてコンパクトなiPhoneを求めるユーザーにとってiPhone 12の発売が楽しみになる解析結果と言えそうです。

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