先日告知された通り、10月6日からPASMOをApple Payに追加できるようになりました。追加操作は簡単で、新規カードを作るだけでなく、手持ちのカードの情報をそのままApple Payへと転送することもできます。
Suicaと同じ要領
Apple PayにPASMOを追加する方法は2つあり、一つは新たにApple Pay内にPASMOカードを設定する方法です。この場合、新規で1,000円以上をApple Payからチャージして新しいカードとして設定します。もう一つは手持ちのPASMOカードの情報をiPhoneに転送して引き続いて利用する方法です。
たまたま手元に4年前に最後に使ったPASMOカードがあったので、これをApple Payに追加してみましたが、ほんの1、2分で転送処理は終わりました。カードのままだと未使用期間が6ヵ月以上あるため関東圏の駅で残高をチャージしてロック解除しない限り店頭での利用ができなかったのですが、これで再び利用可能になりました。
ちなみに物理カードを作った際にデポジットとして支払った500円が残高にプラスされ、物理カードは無効になっています。これらの処理はSuicaの時と同様です。
なおPASMOでも定期券が使えるようです。これもSuicaと同様であり、これまで不便を強いられてきた私鉄沿線ユーザーにとっては大きな進化になったと言えそうです。また全国の交通系電子マネーユーザーにとっても、今後の対応に期待が持てるという点でPASMOのApple Pay対応は重要なことだと思われます。