いよいよiPhone 5S, 5Cの発表が近づいてきました。4Sから始まったKDDIのiPhone販売ですが、ソフトバンクとの競争はまさに泥仕合の様相を呈しています。発売から1年近く経過した今でも、速度、エリア、通信品質、サービスで熾烈な競争が展開されていています。競争自体は次期iPhoneの発売でも収まることはないでしょう。
ただ、おそらく次期iPhoneではKDDIのBand18(800MHz帯のLTE)やソフトバンク(WCP)のAXGPに対応してくるので、エリアや速度でそれほど差のつく展開はなさそうです。KDDIはBand18対応で念願の「実人口カバー率96%」を手に入れ、ソフトバンクもAXGPで「下り最大110Mbps」を手に入れるでしょう。
ってことで競争の焦点はサービス面に移行するのではないでしょうか。サービス競争では是非、月間7GBで追加料金、というところに切り込んで欲しいものです。無制限プラン7,350円(auの場合重量プランで無制限利用が可能、21,000円)、もしくは7GB超で1GB追加が315円(現行2GB追加で2,625円)くらいの料金を希望したいところです。
せっかくの超高速かつ広範囲で利用できるLTEなのに、通信量に制限があるのはもったいないです。この制限はテザリングの利便性を大きく損なっています。モバイル通信が急増して余裕がないのは分かりますが、もっと気軽に大容量通信ができるような設定にして欲しいです。
屋外でMacBookを使うときテザリングはかなり便利 |