auのiPhoneやiPadで使えるLTEで下り最大100Mbps(条件が良ければ実測でも80Mbps以上が出るそうです)の基地局は着実に増えています。公式のエリアリストは依然として控えめですが、実測で多くの地域で確認されています。
それを裏付けるように、本日(7月16日)発表された免許情報(6月22日時点)で約2,150の免許が交付されています。これは2週間前に比べて約1,000の増加となっており、エリア整備のペースが上がってきていることが分かります。
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免許情報から、この基地局の立地する場所を抽出してカウントすると約440の市町村、政令指定都市の区で対応しています。全国には約1,900の市区(特別区、政令指定都市の区を含む)町村があるので、その約1/4で100Mbpsエリアの整備が始まりつつある、ということでしょう。
ただ、ずっと言っているように東京をはじめとした大都市中心部は依然として37.5Mbpsのままであり、100Mbpsどころか75Mbpsへもグレードアップされていません。現時点で100Mbpsエリアの整備は地方都市の周辺部が中心となっています。
なお免許情報に下り最大100Mbps対応(15M0X7W)とされていても、実際には併設されている最大75Mbpsでの運用となる場合もあるようです。