Appleが提唱するスマートホームプラットフォーム「HomeKit」は登場から徐々に(かなりゆっくり)対応製品を増やしています。ただ対応製品の種類には偏りがあり、照明ばかり増えるという状況が続いていました。そんな中、新しいHomeKit対応家電として空気清浄機が追加されています。
価格、用途と相談
空気清浄機は国内メーカーからも多数の製品が販売されており、一般的な部屋で使う製品なら安価(1〜2万円程度)に購入可能です。しかしHomeKit対応空気清浄機「PureFlow」はApple Online Storeで42,800円(税別)で販売されています。確かにPureFlowは最大60平方メートルの部屋(約30畳相当)まで対応しているパワフルな製品なのですが、空気清浄機としてははなかなかいい値段です。
小さなオフィスや小型店舗向きの空気清浄機といったところでしょうか。空気清浄機は定期的なメンテナンスが必要で、消耗品の購入なんかを考えると国内メーカーが第一選択肢になるので、個人的にはこの製品を買うことはなさそうなのですが、HomeKit対応製品の種類が増えたこと自体は大歓迎です。できれば国内家電メーカーがもっとHomeKit対応製品を出してくれれいいのですが、現状は海外メーカーばかりが先行しています。
今後もHomeKit対応家電の種類が増えれば、HomeKitでスマートホームを構築するユーザーも増えていくでしょう。そうなれば国内メーカーがHomeKitに対応していく環境も整うかもしれません。ゆっくりでもいいので着実に製品の種類を増やしていって欲しいと思っています。