ソフトバンクモバイルの特別顧問が意味深発言をして以来、次期iPhoneがAXGPをサポートすることに現実味が増してきました。
さらに、β版がリリースされているiOS7のでは、ソフトバンクに限り「LTE」表示がなくなり、「4G」表示となっていると少し話題になっています。確かにソフトバンクが採用するHSPA+やFDD-LTE、AXGPは商業上4Gと呼称してもいいとなっています。
4G表示のイメージ |
iOS7ではそれらをまとめて「4G」として表示することになるのでしょうか。FDD-LTEとAXGPを跨いで利用する時にいちいち表示が変わるのも面倒です(また規格上、AXGPをLTEと表示するのも問題がありそうです)。なので4Gに統一した、とする説がまことしやかにささやかれています。これはAXGP採用に関するポジティブな変化です。
一方で10日に買収が完了したスプリント社について、ソフトバンクの取締役ロン・フィッシャー氏がインタビューに応える形で「クリアワイヤの周波数をスプリントの通信網に組み込み、それを活用できる端末を投入するには18カ月かかる可能性がある」と発言しています。これはロイターの記事によるものですが、iPhone 5SではなくiPhone 6からTD-LTE(AXGP)に対応しそうな雰囲気を醸し出しています。こちらはネガティブな記事と言っていいでしょう。
どうなのでしょうか。僕自身はiPhone 5SでAXGP対応と期待しているのですが、もしかしたら新型iPadでまず試して、次の次のiPhoneから採用って可能性もなきにしもあらずと考えています。