アメリカのメディアはAppleがHomePodとApple TVを一体化させる方向で製品開発を進めていると報じています（Bloomberg）。まだ噂の段階ではあるものの、リビングでの役割が似通った二つの製品を統合するのは合理的な方針だと思います。
役割と設置場所
Apple TVとHomePodの役割は似ています。もちろん映像コンテンツと音声コンテンツの違いは明確なのですが、それ以外ではHomeKit対応家電のハブとなったり、リビングでSiriを使う端末となったり、似通った部分は多くあります。また双方ともにリビングに設置されることが多く、設置場所も似通っています。
なのでHomePodとApple TVが統合に向かうというのは自然な流れだと思います。統合されれば当然電源コードは1本で済み、設置する機械が減ることでテレビ周りもスッキリします。本当に統合されるのか、どのタイミングで統合されるか、現時点では不明なことが多いのですが、個人的には期待したいと思っています。
上記写真はネットメディアが予想したコンセプト画像です。現行のApple TVの形を踏襲した感じですが、せっかくなのでHomePod miniよりも高音質でステレオ対応のサウンドバー的な感じにして欲しい気もします。HomePod miniだけではスマートスピーカーで音楽を高音質で楽しむ需要には応えられていない現状を考えても、上位モデルとしてApple TV搭載HomePod（欲をいえばWi-Fiルータも）が出て欲しいと思っています。