新しいApple TVは性能向上で快適さ向上に期待

Appleが先日のオンラインイベントで発表したApple TV 4Kの新モデルについて、iPad ProやiMacの大幅な刷新、AirTagの登場に比べると多くの関心が集まっていないのは事実です。しかしApple TVとして着実に進化した印象はあります。

Apple TV 4K

Apple TV HDはもっさり

リビングのテレビに繋いで映画やゲーム、音楽などを楽しむのがApple TVの主な使い方でしょう。また親戚や友人が集まった時に大きなテレビ画面で思い出の写真や動画を見ることもでき、使い方は多岐にわたります。しかし現行モデルであるApple TV HDは2015年発売、Apple TV 4Kは2018年発売であり、性能的に見劣りする部分が多くなっています。

Apple TV 4K

Apple TV HDのCPUはA8(iPhone 6に搭載)、4KはA10X(第2世代iPad Proに搭載)と古く、近年の大容量コンテンツの処理だけでなく、画面の遷移、アプリの起動が徐々に苦しくなってきています。私はApple TV HDを使っているのですが、写真の読み込みやアプリの起動、音楽の開始時などに少しもたつくことが気になっていました

A12

この処理速度に関する問題は新しいApple TV 4Kで解消されるでしょう。新モデルのCPUはA12(iPhone XSに搭載)が採用され処理能力は大幅に向上しています。リモコンの操作ですぐにコンテンツにたどり着け、アプリが起動でき、動画やゲームをストレスなく楽しめるのはApple TVにとって重要です。Apple TVの新モデルについて、あまり期待する声は聞かないのですが、私は大いに期待しており、購入の予定です。

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