HomePodOS 15.1で空間オーディオに対応へ

Appleは一部の開発者向けにHomePodOS 15.1(ベータ版)の配布を始めています。その中にはDolby Atoms空間オーディオへの対応が含まれていることが確認されています。

HomePod mini

より迫力のある音響に

HomePodOS 15からApple TV 4KのデフォルトのスピーカーとしてHomePod miniが設定できるようになり、Apple TVで視聴する映像コンテンツ、音楽の音声再生もHomePodで簡単にできるようになりました。これに加えてHomePodOS 15.1ではDolby Atoms空間オーディオに対応するようです。

今朝、一部の開発者向けに配布されたHomePodOS 15.1のベータ版ではHomePodとHomePod miniがDolby Atmosと空間オーディオに対応していることが判明しています。このままベータ版で不具合の除去や安定性の向上が図られたのち、年内にもこの機能が正式版のHomePodOS 15.1の公開と共に利用できるようになるのでしょう。

Apple TV 4K

iOS版のNetflixアプリは全コンテンツが空間オーディオに対応しており、Apple TVアプリでも対応が進めば、HomePodやHomePod miniを通して手軽にホームシアターのような音響を楽しめるようになるかもしれません。またApple TV+のコンテンツは全て空間オーディオに対応しており、この音声再生も迫力のあるものになるでしょう。

なおDolby Atmosに対応するApple TVは「4K」モデルだけであり、「HD」モデルではこのような使い方はできません。Apple TVの音声再生以外でDolby Atomsや空間オーディオを使うとすれば、iPhoneやiPadの音声出力(AirPlay)で迫力のある音響を楽しむのが中心になるでしょう。


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