AirPods Pro、AirPods Maxに配信された最新のファームウェア(4A400)から、iPhoneなどの「探す」ネットワークに対応し、また周辺を探す機能なども使えるようになっています。
紛失、置き忘れ防止
6日の未明に配信されたAirPods Pro、AirPods Max向けの最新ファームウェア(4A400)は両機種を「探す」ネットワークに対応させ、さらに「探す」アプリの紛失モード、手元から離れた時に通知、検出時に通知、周辺を探すに対応しています。「探す」ネットワークに対応したことで、どこかに置き忘れたとき、現在地を第三者のApple製品を経由して伝えてくれるようになり、発見の確率はかなり上がるでしょう。
また周辺を探す機能はBluetoothの信号の強さを利用して、AirPods ProとiPhoneの大まかな距離を表示してくれます。この機能を使いながら、AirPods Proからビーコン音を鳴らして、音のする方向を歩き回っていればかなりの確率で発見できるでしょう。
紛失しやすいAirPodsですが、これで置き忘れ防止、紛失防止に大いに役立つはずです。またAirPodsを入れた鞄をどこかに忘れたという時も、この機能で鞄の現在地を表示できる可能性があり、バッテリーが持続している限り、AirTagのような使い方もできそうです。
アップデートは待つだけ
AirPodsのファームウェアアップデートはiPhoneの近くにケースに入れたAirPodsを置いて待つだけです。何か操作する必要はないのですが、何か操作してアップデートを開始することもできません。
「設定」→「Bluetooth」からAirPods Pro、AirPods Maxの詳細に進み、そこでバージョンが「4A400」となっていれば最新ファームウェアがインストールされていることになります。探すアプリで新しい機能が使えるようになっています。ちなみに探すアプリ内でAirPodsは「持ち物を探す」ではなく、「デバイスを探す」内に表示されます。