Appleは中国の配車サービス会社「滴滴出行」に10億ドルもの出資を行いました(ロイター)。Appleが出資した意味はいろいろありそうですが、スマートフォンと配車サービスとの相性の良さが’改めて認識されています。
日本ではタクシー会社が奮闘
日本の配車サービスは黒船として注目されたUberが法律の壁に阻まれてなかなか事業を展開できていません。その間に既存のタクシー会社がかなり便利なサービスを作り上げています。利用者側としてはもうUberに期待しなくてもいいレベルです。
ここ1ヶ月、タクシーを使う機会が多かったのですが、配車アプリはかなり便利に使えました。手配したタクシーががどこを走っていて、あとどのくらいで到着するかがリアルタイムにわかります。ギリギリまでコーヒーを飲んで待っていられます。
また道路のどちら側で待っているかも指定でき、電話での配車よりもはるかに便利です。東京(日本交通)の場合は配車料金が410円必要ですが、それを払っても使う価値がある場合が多いです。もちろん手配した後に流しのタクシーが前を通り過ぎて損した気分になることもありますが。
あとはApple Watch対応
ただUberはApple Watchに対応していて少しだけ便利です。僕の使っている「全国タクシー」はまだApple Watchには対応していないため、今後に期待しています。将来的にはApple Payにも対応して欲しいところです。
中期的に見てUberが米国などで行っているようなサービスを大都市で展開できる可能性は低く、配車アプリの主役はタクシー会社になると考えられます。中国の配車サービスのように日本市場にもAppleが参加してくる可能性も0ではありません。
全国タクシー
JapanTaxi Co.,Ltd.
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