Appleは3月8日午前10時(日本時間9日午前3時)に新製品発表イベントを開催します。このイベントで発表が予想される新製品の一つにiPhone SE(第3世代)があります。iPhone SE(第3世代)はどのような機種になると予想されているのでしょうか。
最新チップ搭載で5G対応
iPhone SEは古いモデルの筐体を採用して機能と価格を抑えつつ、新しいチップを搭載して3年程度は不自由なく使える性能を確保するというコンセプトの製品になっています。このコンセプトはiPhone SE(第3世代)でも踏襲されると予想されており、外観はiPhone SE(第2世代)、iPhone 6sと同様のものになるとされています。
一方で搭載されるチップはiPhone 13に搭載されるA15になると予想されており、一般的な利用で今後数年は十分に使える性能が確保されるようです。また5Gにも対応すると予想され、超高速通信が普及しつつある現状を反映したアップデートになりそうです。
ただ、それ以外の変更はないとされ、iPhone SE(第3世代)はマイナーチェンジに近い更新になるとの見方が一般的です。
本当に発表されるのか?
iPhone SE(第3世代)の具体的な性能などの噂が多く出ていますが、実際に発表されるかは不透明です。私もiPhone SE(第3世代)がこのタイミングでの発表となるか懐疑的です。iPhone SE(第2世代)から2年も経っておらず、SEのアップデートサイクルを考えると少し短いというのが大きな理由です。
また5G対応やA15チップ搭載がiPhone SEを購入する層にどれほど重要かにも多少疑問が残ります。ようやく都市部で普及段階に入ったばかりの5GにiPhone SE(第3世代)が対応する必要があるのか、カメラ性能のそれほど高くないiPhone SEにA15チップが必要か、色々、疑問に思うところはあります。
正解は日本時間3月9日午前3時に判明します。