今朝のAppleの決算発表、電話会議の中継を聞きながらApple株の時間外取引の動きを見ていました。中継の英語が細かく聞き取れる訳ではないので、株価の動きでネガティブかポジティブか、分かるだろうと思ったからです。
その動きから分かったことは投資家の関心は「iPadが凄く売れた」、「iPhoneだって思ったほど悪くない」というニュースよりも、「株主への余剰金還元拡大」にあったようです。株価もこれに強く反応しました。配当拡大の発表は業績発表に先立って行なわれましたが、発表直後には23日の終値を5%以上上回る水準まで株価が上がりました。
その後、売上などが予想を多少上回る実績となったことで株価は高い水準を維持しました。しかし決算発表が進むにつれて徐々に値下がりし、現地時間の午後5時45分時点では2.5%高程度で落ち着いています。
結局、投資家にとってはiPhoneやiPadよりもiMoneyの方が魅力的だったということでしょう。
音質の悪い音声だけの中継で発表です |