iPhoneがあれば、専用の決済端末がなくても決済ができるTap To PayがアメリカのApple Storeで始まったようです。このサービスはキャッシュレス決済の流れを加速させるものと捉えられており、今後の動向に注目が集まっています。
小規模販売店での利用
最近は大手チェーン店ならほぼキャッシュレス決済が可能になっています。しかし屋台やキッチンカー、フリーマーケット、農産物直売所などは現金決済が主流のままです。Appleが提供するTap to Payはこうした小規模な飲食店、販売店でもキャッシュレス決済を広げるものと期待されます。
Tap to PayはiPhone（iPhone XS以降）を決済端末とし、Apple Payだけでなくクレジットカードやデビッドカードの非接触決済の受付が可能になります。専用の端末を必要とせず、電源コードや通信ケーブルも不要となればキャッシュレス決済に対応する場所が一気に増えることは確実です。このTap to Payによる決済がアメリカのApple Storeで始まったようです。
Apple’s tap to pay acceptance directly on iPhone is rolling out across its stores beginning today. Was tested earlier at the store at its HQ. More on the feature: https://t.co/rPoYgSIKXo https://t.co/XqfBOOdFQ5
— Mark Gurman (@markgurman) May 25, 2022
現時点ではアメリカで使えるようになったと報じられていますが、いずれ日本でも使えるようになることを期待しています。そうなれば近年利用機会が急増しているキャッシュレス決済がさらに広がっていくでしょう。私は生活が一変するくらいの変化が訪れるのではと、Tap to Payに期待しています。