ドコモが屋外で20Gbpsの通信実験に成功 月5GBとか7GBとかバカバカしくなる

NTTドコモがエリクソンと共同で行った実験において、屋外環境(実験室外)で通信容量20Gbpsを超える通信に世界で初めて成功したと発表しています。これでドコモとエリクソンが第五世代(5G)通信の目標としている10Gbpsの通信速度を達成しています。

20Gbpsで通信する時代とは

今のLTEが第3世代と第4世代の境目であり、第5世代の通信技術が一般に利用できるようになるのは2020年以降となる見込みですが、このような高速通信が一般利用者もあと10年くらいで利用できるようになるのでしょう。iPhone11sの通信速度は下り最大5Gbpsなんてことになるのかもしれません。

ちなみに10Gbpsは1秒間に10Gビット(1.25Gバイト)の通信量になります。月間5GBの通信プランなら4秒でリミットに到達します。8GBでも上限到達まで7秒もかかりません。

要するに今の料金プランは数年後にも根本的に変わってるってことです。auが学割の特典として23歳になるまで毎月5GBのデータ通信容量をもらえるキャンペーンを実施していますが、5年後ですら5GBなんて一瞬で消費してしまう時代になっているかもしれません。

もちろん料金プランも激変へ

下り最大1Gbps10Gbpsの通信が可能になる時代には、おそらくデータ通信単価はかなり値下がりしているでしょう。4K動画ですら50Mbpsの通信速度があればOKなのですが、そこに10Gbpsもの通信が登場すればデータ通信容量にかなりの余裕が出るかもしれません。そうなればデータ容量単価はもっと下がる可能性はあります。

高速データ通信を大量に、通信量を気にせず、そして安く使える時代が来そうで楽しみです。とりあえず今の1GBで1,000円だ、格安だと500円だ、という時代は早く終わって欲しいです。

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