watchOS 9にも期待していいと思う

Appleは日本時間9月8日午前2時からiPhone、Apple Watchの新モデルiOS 16watchOS 9のさらなる詳細も発表されるでしょう。中でも注目されているのがiPhone 14 ProやApple Watch Proがどのような形で出てくるのかという点ですが、私はwatchOS 9にも期待しています。

ワークアウトの進化

Apple Watchはワークアウトの記録、管理において便利なツールだとして多くのユーザーに支持されてきました。ワークアウトの時間、強度、コース、消費カロリー、心拍数などが詳細に記録され、それを元にユーザーはワークアウトの計画を立て、また日々のモチベーション維持に役立ててきました。このワークアウト機能watchOS 9ではもう一歩踏み込んだものになります。

watchOS 9ではワークアウト中の心拍ゾーンのリアルタイム表示が可能になり、自身のトレーニング計画に沿ったワークアウトが可能になります。またインターバルトレーニングの設定もできるようになり、「3キロ走って10分休憩、これを3本」というようなトレーニングをApple Watch上で管理できるようになります。心拍ゾーンやインターバルトレーニングは競技者の基本的なトレーニングであり、これをサポートができるようになったのはワークアウトアプリの大きな進化でしょう。

これ以外にもランニングペース維持のための機能同じコースを走った場合の自己ベスト(前回)との比較ランニング強度の表示など、ワークアウトアプリは競技者の基礎的なトレーニングにも使えるまで進化します。これは楽しみです。

その多機能も地味に進化

ワークアウトアプリの進化がwatchOS 9のメインとなりそうですが、その他の機能も地味にApple Watchを進化させてくれそうです。まず多くの人が少しだけ便利と感じそうなのが日本語キーボードでしょう。Apple Watchでキーボード入力する機会はそれほど多くはないのですが、LINEやiMessageの返信などでキーボード入力がしたい時はたまにあります。入力はフリック入力になるようで、慣れた人なら長い文章も入力可能なのではないでしょうか。

Apple Watch

また投薬管理機能の導入や睡眠トラッキング機能の強化などもあり、watchOS 9は着実な進化を遂げていそうです。Apple Watch本体はここ数年大きな進化はないのですが、watchOSが年々進化していることもあり、Apple Watchの魅力は向上しています。今年もApple Watch Series 8が性能的にSeries 7とあまり変わらないようで、自然とwatchOS 9への期待が高まります

更新情報を配信します