AirPods Pro(第2世代)は従来モデルから性能が向上しただけでなく、充電ケースに多くの工夫が盛り込まれています。新しいケースは探すアプリで音を鳴らせるスピーカーを搭載し、新たに搭載されたU1チップが紛失時も正確な場所を知らせてくれます。
またApple Watch用の充電器でも充電できるようになったり、ストラップをつける部品が組み込まれていたり、ケースにはAirPodsの利便性を向上させる工夫がたくさん盛り込まれています。そしてこのストラップホールは単なる便利部品じゃなかったことが判明しました。(There’s more to the new AirPods Pro than meets the ear)
U1チップのアンテナに
AirPods Pro(第2世代)にはストラップを結び付けられる穴(ストラップホール)が本体側面に埋め込まれています。この部品は金属メッキされたプラスチックでできており、一見するとAirPods Proのケースの一体感を損なう存在にも見えるのですが、実はこの部品は内部でU1チップと繋がっていて、探すアプリで正確な位置を探る際にケースから出す信号のアンテナとなります。
同様の機能を持つAirTagも金属部分があり、そこから出る信号がiPhoneに正確な位置を伝えています。AirPods Pro(第2世代)のケースも正確な位置を発信するために、表面に金属コーティングされた部分を作り、アンテナとしているのでしょう。ストラップホールという多くの人が期待していた部品にアンテナの役割を持たせたのは素晴らしいアイディアだと思います。
なおAirPods Pro(第2世代)は発売当初は品薄気味でしたが、現在ではApple Online StoreやAmazonですぐに購入できます。AmazonではAppleでの販売価格と同じ値段で販売されているのですが、5%分のポイント(1990ポイント)が付与されるため実質的に少し安く買えます。