iPhone XS以降の機種は任意のNFCタグを読み取ったときに、そのタグに紐付けしたオートメーションを実行できます。このブログでも定期的に紹介していますが、これが結構便利です。
朝、机に着いた時に
iPhone XS以降の機種（iOS 13.1以降をインストール）には市販のNFCタグを利用して、iPhoneのショートカットアプリで設定したオートメーションを実行する機能があります。この機能を使うことで、さまざまな操作を一括で実行したり、アプリを開かなくてもiPhoneをNFCタグにタップするだけで完了させたり、本当に便利になります。
私は毎日作業する机の隅にNFCタグのシールを貼り付け、このタグを読み取らせればApple TV（に繋いだスピーカー）とHomePod miniから指定したプレイリストの音楽をシャッフル再生するように設定しています。また同時にApple TVにはスクリーンセーバーを映し出すようにしており、きれいな景色と音楽をNFCタグへのワンタップですぐに楽しめるようになっています。
もし、この操作をオートメーションなしでするなら、Apple TVのリモコンでスリープを解除して、Apple Musicからプレイリストを選択して、シャッフル再生にして、出力先にHomePod miniを追加するという面倒なプロセスが必要になります。それを一つの操作、しかもiPhoneのアプリを一つも開かずにできるのは本当に便利です。
これ以外にも帰宅時にワークスペースの出口に全ての照明と換気扇をOFFにするオートメーションと紐付けたNFCタグも貼っています。一つずつスイッチをOFFにするのではなく、出口で一つ操作するだけなので、これも楽です。理想を言うとこれをiPhoneだけでなく、Apple Watchでできるようになってほしいのですが、現時点でApple WatchではNFCタグを読み取ることはできません。おそらくハードは対応しているので、いつかソフトウェアのアップデートで解禁される日がくればと思っています。