Apple Watchはユーザーの日々の活動、健康状態を記録し続け、iPhoneのヘルスケアアプリにそのデータが保存されています。このデータは単に保存されているだけでなく、活動のトレンドが変わった時は通知してくれます。この通知を通してユーザーは生活習慣の変化や体の変調に気づくことができます。
季節ごとの変化
私の仕事の関係で短い夏場は外での活動が増え、その結果、歩数やアクティブカロリーは普段に比べて増加します。しかし涼しくなってくると外での仕事が減ってきて活動量は自然に減っていきます。この記録はヘルスケアアプリで確認できます。アプリ内にトレンドとして表示されるこの情報は、涼しくなってから私の活動量が落ちたことを明確に示しています。
このトレンドの情報を活用して、活動量が落ちた時期には意識的にエクササイズをしたり、空いた時間に少し走ったりといった対策が可能になります。生活習慣の変化を敏感に察知するのは毎日装着するApple Watchならではの機能でしょう。
これ以外にもApple Watchは血中酸素濃度、呼吸数、安静時心拍数、歩行時心拍数のトレンドも監視しています。健康であればこれら数値の平均は大きな変化がないのですが、これに変化が出てくると何らかの健康上の問題がある可能性が出てきます。これら数値トレンドに変化があればユーザーに通知され、対策につなげることができます。